漫画のあのキャラクターがもし読書家だったら、どんな本を読んでいそう?そのキャラになりきって、管理人がおすすめ本を紹介します。


今回は、「進撃の巨人」の人気キャラ、アルミンです!
ヘタレ少年から軍師に成長していくアルミンがおすすめするのは、どんな本…?
ちなみに、アルミンって誰?という人はこちらの外部サイトに詳しく載っています。
人類の栄光を願い!! 『舟を編む』の読書価値を説きます!!
アルミンがおすすめするのは、三浦しをんの『舟を編む』。
著者:三浦しをん(みうら・しおん)
ジャンル:ヒューマンドラマ・お仕事小説
おすすめ対象:まったりした世界観が好きな人(※読書初心者には不向き)
文章の読みやすさ:★★★★☆
徹夜したくなる度:★★☆☆☆
万人ウケ度:★★☆☆☆
松田龍平と宮崎あおいで映画化された『舟を編む』。原作となるこの本は、本屋大賞を受賞した人気小説だ。
ストーリーはいたってシンプルで、「辞書を編集する」というたった一言で説明できる内容。
本屋大賞を受賞した本だが、起承転結に乏しく、恋愛要素もお仕事要素もゆる~く進行するため、「かったるい」「つまらない」と思う人もいるはず。

「早くページをめくりたい」って思えるドキドキ感や興奮も少ないのよね。だから読書初心者にはおすすめできません。したがって「万人ウケ度」は星2つ。

なんて残酷……親切なくらい分かりやすい説明…
何も捨てることができない人には、辞書をつくることもできないだろう
恋愛要素も少しだけありますが、この小説の醍醐味は、「辞書はどうやって作っているのか」という、想像すらしたことない世界をのぞける点。
紙を選ぶときの「ぬめり感」とか、「ちんちん」を辞書で引くとどう説明されているのかとか、普通の読書では味わえない描写が、興味深い。

主人公の「真面目(まじめ)」という男は、髪型も服も垢抜けなくて、コミュニケーションも苦手な“地味男”なんだ。
でも、彼は辞書を愛し、辞書編集に人生を捧げていく。何も捨てることができない人には、何かを変えることができない。主人公の情熱に、僕は感動したんだ!

主人公の真面目(へんな名前…)って、何かを捨てていたっけ?
むしろ、あんな変人なのに、超美人な恋人をゲットするあたり、ご都合主義でリアリティ皆無だったわ…

小説の中くらい、夢にあふれていたっていいじゃないか…。
主人公に託すんだ、僕の夢、命、すべて。
エレン…言葉の海を…見に行くよ

『舟を編む』には、印象的な表現がたくさん出てくるんだ。僕が大好きな文を抜粋するよ!
「辞書は、言葉の海を渡る舟だ」
「ひとは辞書という舟に乗り、暗い海面に浮かびあがる小さな光を集める。もっともふさわしい言葉で、正確に、思いをだれかに届けるために。もし辞書がなかったら、俺たちは茫漠とした大海原をまえにたたずむほかないだろう」
「海を渡るにふさわしい舟を編む」
『舟を編む』(三浦しをん) より抜粋
読書初心者にはあまりおすすめできないが、読書や文章が好きな人にとっては、辞書作りの世界観を味わえ、ほのぼのと言葉が染みる小説なのは間違いなし。

原作はちょっと長く感じるけど、映画は観やすく、ちょうどいいテンポでおすすめ↓ レビューの高さもすごすぎる!

ちなみに『舟を編む』はコミック版もあるよ。
主人公の真面目(まじめ)がイケメンに! ↓

あ、できれば『進撃の巨人』も読んでほしいなあ…なんて↓





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